かれこれこのサイト立ち上げて数ヶ月、業者単位で動いてたのを合わせると数年単位でページ制作に携わってるわけで、楽しかったこともあるし、色々考え方が変わる時もありました。
ただそれでもやっぱり、いつでもどんな時でも、例え立場が変わっても面白い記事を書き続けられる人になりたいわけですよ。
そりゃそうだよね。せっかく記事書いたんだから誰かに見てもらいたいもん。
それで何かしらの役に立ったんだったらそりゃ〜嬉しいことこの上ないよ。
しかしここでふと、なかがわはこんなことを思うわけだ。
そもそも「面白い記事」ってなんだ???
ってね。
巷では面白い記事とは人にメリットがある有益な情報です。とか言われてる。
だから「有益な情報を発信しましょう」ってよく言われてますよね。
これをどう解釈したのか分からないけれど、巷では「幸せになれるルール」だったり「お金持ちになれる法則」「フォロワーを増やすコツ」「検索上位にさせるコツ」みたいな記事や箇条書きで書かれたツイートが飛び交っている。
確かに有益だよ? 俺も(不幸だとは思ってないが)幸せになりたいし、(ぶっ飛んだ大富豪になりたいわけじゃないが)お金はあった方がいいと思ってる。
(見てくれる人だけで構わないが)フォロワーも居てくれたら嬉しいし、(色々勉強してきたけど)検索上位にさせるびっくりするようなコツがあれば知りたいわ。
でも!何故だか知らんが!
よく言われてる「有益な情報」が全然「面白い」とは思えないんだwww
そうか、これはきっとサイトとか記事作りとかに疲れちゃったんだな…。
とか思うようになって、こんな企画を考えたのだった……。
「面白い記事」って、実はブログやってない人の方が知ってるんじゃね?

記事書いてると見えにくくなってる部分があるはず。そういう部分こそ解決につながるヒントがあるかもしれない。
ってことで、今回は「全くブログ書いてない人」と対談的なことをしてみました。
参考になったところを切り取って、記事にまとめています。
ただ、今回の人は一般会社員の方なので顔出しと名前出しはNGとのこと。
とりあえず「A氏」として、僕のような記事制作者が見えない部分を色々と解き明かしていこうと思います!
そもそも「有益な情報=面白い」って本当なのか??
俺らも「面白い記事を書こう」って書き続けてるんだけど、なかなか有益な情報が出てこないって思うブロガーさんも多いんじゃないかなって思ってね。
なんで記事を書く人が私たちのことを知らないのに「有益」だと思って発信してるんですか??
ここで少しハッとしたんですよね。
そもそもA氏は「Twitterやブログで有益な情報なんて元から求めてなかった」んです。
Twitterは気軽にやるものだし、ブログは好きな人の記事は読むけど、それ以外のものは興味がない。
確かにこういう人も多い気がする。
単純に見てて笑える内容とかは結構読み込みますし、継続して読み続けたりしますよ。
何個か面白かった記事を読み込んだわけですが、確かに面白かった。腹抱えて笑った。
で、そのブロガーさんとかを見るとやっぱりめちゃくちゃフォロワー数が多いわけですよ。
そして、そこには「フォロワーを増やすノウハウ」だとか「有益であろうと思われるツイート」などが一切なかった。
これだよこれ。これこそが面白い発信者だよ。と思い、私はそのユーザーをフォローした←
結局「面白い記事」って何かな?

有益な情報を発信するだけじゃいけない気がするんだけど、プラスアルファの価値が何なのかが見えないところではある。
名言や格言みたいなのをbotでつぶやいてる人とかも見かけたことありましたけど、あれを見て「botに対して」有益だなぁって思います?
私が読んでる記事って、その人が経験したこととかが物凄いリアルなんで、そこが面白かったりするんですよね。
これは色々と納得した部分ではある。
確かに「焼き増し感」が無いものは見てて物凄い参考になる。
よく考えてみると、有名な起業家が「やりたいこと、やればいいんだよ」って言うのと、知らない人が同じ内容を言うのとでは説得力がまるで違うわけで。。。
この差って「明確な裏付けがあるかどうか」なのかもしれないですね。
有名起業家が「やりたいことやれ」って言うのには、「その起業家が今までやってきた内容」が人に説得させる材料になってる可能性が高いっすよね。
「体験の共有」が面白さのヒントか…?
ということで、ここまでまとめてみましたが、意外と参考になることも多かったです。
実際、ネットでなんでも調べられる時代です。
自分もライターやってたときに「ネットの情報をつなぎ合わせてコンテンツを作ってくれ」って言われたこともありました。
そんな状況ですから、ネット上はありふれてるコンテンツばかりなんだろうと再認識した瞬間です。
足を動かしてリアルな情報を取ってくる。
ネットだからこそ「足を使う」っていうのはなかなか逆説的ですが、意外と良い答えになってるかもしれませんね。