今日は動画運営の話でもしていけたらと。
これは普通に嬉しかったからシェアw
元々なかがわ自身は動画関連の知識はそこまで強くなかったのですが、既に持ってるコンテンツSEOに関する知識やスキルを、動画で活かすことは出来るんじゃないか?と思っていました。
そこで、たまたま動画で何かやろうという話を頂き、今回のプロジェクトが始まった、という流れです。
コンテンツを制作したのはのらねこおきなわ氏なのですが、部分的にタイトルの付け方などで僕の知識を共有してアップロードしていきました。
本腰を入れ始めたのは僕が退院してからあたりなので、その時期から収録した動画が1万再生(当時のチャンネル登録者僅か50人程度)を達成したのは自分としてもとても感慨深いです。
さて、動画に関わるプロジェクトに携わったことで、なんとなく分かってきたこともありました。
今ではYouTubeもGoogle検索からアクセスが入ることが多いので、これから動画を始める人はYouTubeでもSEO対策をすることもある程度は考えた方が良いのかも、と思っています。
動画に関しての制作実績も少しずつ付いてきたので、ここでYouTubeに関するSEO関連で現在感じていることなどをまとめていこうかと思います。
YouTubeの検索ランキングを侮ってはいけない

これはsimilarwebのページの「上位ウェブサイトランキング」(2018年9月集計された分を掲載)。
対象を「日本」に設定した際に力を持っているWebサイトのランキングとなります。
YouTubeの下にはTwitter、Amazon、そしてここには載りきれてないけどInstagramもある。
これを見るとYouTubeが現在どれだけの力を持っているのかをイメージしやすいのではないでしょうか。
現在YouTubeはGoogleの傘下であり、そしてYahooもGoogleの検索アルゴリズムを活用しているため、現状は「Googleの検索アルゴリズムをある程度理解しているならYouTubeでも数字が狙えるんじゃないか」と思っていたところから始まりました。
そんな中YouTubeがこれだけの順位を位置しているっていうのをまずは覚えておきたいですね。
動画制作を始めて数字を取るまでの手順

まずはじめに「ユーザーにはどんな人がいるのか」を想定し、そのニーズに応えられるような動画制作をスタート。
ゲームのプレイヤーさんに「今、どんな情報がネットに足りていないか」をヒアリングしつつコンテンツを作って頂きました。
業者に勝てるわけが無いから、業者がやらないことをやる
そしてタイトルと概要欄にはそのニーズに応えられるようなキーワードを盛り込んでいきます。
まぁこれはどこでも書いてることなんですが、正直これだけしかやってもうまく行くわけが無いんすよね。
というのも単純に「検索キーワードを盛り込む」だけでは、業者規模のサイトには勝てるわけがないからです。
自分も元々内部にいた人間なので分かるのですが、業者規模のサイトは徹底的にマーケットを分析して、その需要を満たした記事をライターに書かせています。
ここが結構重要なので繰り返しになりますが、市場のニーズを満たせたものを「ライターに書かせて」います。
……つまり、簡単にいうと、業者はアクセス狙いでライターに書かせているだけであって、
ライター自身は「担当するゲームが好きである」とは限らないのです。
ぶっちゃけ自分も昔に占い系の記事とか書かされたことあったけど、守備範囲外すぎて書くこと自体が苦痛だったんす。
そういうライターは意外と多いですよ。だからこそ「好きなことを記事としてまとめる」ってのは実は「継続性」という観点から見ても理に適ってると思うんです。
話を戻しますが、僕たちがやるのはその業者の弱点を突いて、好きなことを好きなようにまとめるということを徹底するのです。
タイトルは検索に強く関わってくるため、検索でヒットさせるキーワードはもちろん必須ですが、
それだけだと業者の下位互換にしかならないため「これは見てみたいな」と読み手に思ってもらえるようなタイトルの言い回しなどにもこだわりました。
1本でもUP出来たら、今できる「質」にこだわる
初めの頃は動画を掲載すること自体がかなりの苦行ではあるので、何をアップロードしても良いとは思うのですが、その次に上げる動画は、前回掲載した動画の改善点を活かす形でアップロードするように提案しました。
今できるベストの「質」にこだわるってことでしょうか。
もちろん最初から「質にこだわる」と言っても、周りからみると大した内容では無いことは良くあります。
でも、ある程度自分自身の中で納得の行く形に持ってこれたら、その時点でUPするというものです。
動画配信者には「動画の質」にこだわってもらい、自分はSEOの観点からタイトル付け、概要欄などを掲載していき、「メタタイトル、メタディスクリプション的な質」を満たしたものを展開していく。
そしてアナリティクスなどを進捗を確認してトライアンドエラーをしていく、というものです。
その時のベストを尽くすことができれば、それと同じぐらい課題点も見つかってきます。
次回はその課題点を満たせるような動画作りを行う、これを繰り返し行なっていたら、知らぬ間に1万再生動画が2本も出来ていた、という感じでした。
YouTube SEOに関するまとめ
まだまだ道半ばな部分もありますが、YouTubeにおいてもSEO的な目線で考えることはとても大切だと思います。
とはいえセオリー通りに取り組んでいると、「ほかのセオリー通りにやっている競合」といずれは必ず衝突します。
そのため、検索流入の強い動画を作りながらチャンネル登録者を増やしていき、ファンを獲得しつつSEO対策が為された動画を掲載していくことで継続して動画を視聴してもらえる仕組みができると考えています。
まだまだ机上の空論であるところはありますが、この理論を実証するために、クライアントさんのサポートをこれからも頑張っていこうと思います。