少し前に、はあちゅうさん(@ha_chu)が書かれていた記事を読んだのですが、それがめちゃめちゃ良くてTwitterでシェアしました。
「結婚した時に「AV男優の旦那なんて…」
と言った人たちを結果で見返してやりたいのだ。」カッコよすぎるだろ。。。色々話題の人だけど、これは物凄い挑戦やな…!#今日の神記事
才能は何もないところから作るものなんだ|はあちゅう @ha_chu|note(ノート) https://t.co/WrdLBHjS5q
— なかがわ@四感 (@nkgw_official) 2018年10月16日
これね。
この記事に関しては「新しいことをやっていく精神」みたいなものがめちゃめちゃスゲェって感じて、思わずツイートしてしまった。
そして、記事内容ももちろん良かったんだけど、もう1つ気になったのが、
この記事で取り上げられていた「才能の正体」という本。
ちょうど昨日、ビリギャルの坪田先生の新刊
「才能の正体」という本に「みんな結果からものを言う」
ということが書いてあった。(この本はちょっと感動してしまうほどの
良い本だったので、改めてしっかり触れたい)
……これは気になる。
「才能」って良く言うけど、
メディアに取り上げられて悠々自適に暮らしてる人以外にも、才能に恵まれてる人はたくさんいると思っている自分としては、この本の内容が死ぬほど興味を持ちました。
早速購入して1日で読んだんだけど(というか没頭してあっという間に読んじゃったんだけど)
これが控えめに言ってメチャメチャ良かったす。
ということで、この才能の正体を読んでみた感想や自分の今後の方向性などを考えてみました。
認められる能力は所属している場所によって違う件

才能の正体の見出しの中に「背景や文化が違えば、認められる能力も違う」というものがありました。
言われてみれば「そりゃそうだろ」という話に感じる方もいるかもしれませんが、
これを改めて考えてみると、意外と深いものです。
例えば、前回の記事(「音楽で売れる方法って、なんだろう?」 現役ドラマー、シンガーソングライターと考えてみた)では、自分の記事で良く使っている吹き出し機能を使ったのですが、これが2人にはとても喜ばれました。

とはいえこの吹き出し機能自体は、
WordPressで自分が使っているテーマに付いている機能なので、出力自体はそこまで難しいものではありません。
なので、ブロガー界隈の人と話していたら「ああ、ここでこういう吹き出しを使うのね」という話はするかもしれませんが、コラボして頂いた2人のミュージシャンように感動してもらえるほど喜んでもらえることはなかったと思います。
逆にお2人のようなミュージシャンがちょっと遊び感覚で楽器を演奏しているのを見ると「すげぇ!神!!!」って僕は感じるんですよね。
「いや、そんな大したことしてないよ」と彼らは言うのかもしれませんが、俺にとっては神にしか見えない。
何故なら自分はその分野が彼らと比べて圧倒的に素人レベルだから。
こんな感じであなたが普通にやってることが、周りから見たら「才能の塊」に思えることは意外と良くあることなのかもしれません。
そういえばhikakin氏もヒューマンビートボックスの動画を何気なく上げていたら、その中のマリオの曲がある日いきなり世界中から評価されたという話も有名ですよね。
何気なく上げてるものが世界中からスゲェと思われる良い事例だと思っています。
改めて考える「才能」の定義とは?

この本では「天才」のことを「自分にはこんな尖りがある」と世間に証明し続け、そしてその行動を積み上げていく人と表現していました。
自分もこの内容に概ね同意だと思うし、間違いないと思っていますが、恐縮ながら補足するならば「これらの要素を発信し続ける人」というのがより重要になると思っています。
というのも、尖りがある人というのはたくさんいると思うんですよね。
自分も趣味で小さなライブハウスに突発的に入って、演奏を見にいくこととかあるんですけど、普通に「みんな上手すぎwww」とか思って大満足して店を出ることばかりですからね。笑
ただ、その中でも「世間的に評価されてる人」というのは本当に一握りです。
中には行動してる人もたくさんいるとは思うのですが「行動していると伝わっていないケース」も少なくないでしょう。
そのため、行動していることを「広める」こともより重要になってくると思うんですよね。
そして、自分は「価値があるもの、面白いものを広める」ことを仕事としている。
なんとかしてこういう「尖りがあるけど、広められない」っていう人と出会いたいものだ。
…っていうようなことを感じていました。
この才能の正体という本は、自分自身に取り柄がないと思った人にはお勧めできる本ですし、
Webを使って何かしていきたいと思う人には「自分が何をすべきか」ということをもう一度真剣に考えることができるきっかけにつながると思います。
そして、シンプルに「読んで良かった」と素直に思える著書でした。
当時の自分と同じような疑問を抱いている方にはぜひ読んで頂きたい作品です^^